新潟の日本酒が美味しい理由をわかりやすく解説!その背景には、米・水・雪・技術が隠されていた!?

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酒蔵数日本一、日本酒生産量第3位の新潟県(※1)。

全国の酒屋さんやスーパーマーケットで新潟の日本酒が販売されています。

新潟といえば、米と日本酒をイメージする人も多いのではないでしょうか?

今回はそんな新潟の日本酒がなぜおいしいのかを徹底分析。酒どころ新潟の理由を紐解いていきます。

※1:国税庁 2021年 令和元酒造年度都道府県別清酒製造数量

目次

    1. 新潟の日本酒の特徴とは?
    2. 新潟の日本酒が美味しい理由
    3. 新潟の日本酒ぜひ試してみて
    4. 新潟のお酒をちょっとずつ味わえる、日本酒サブスク「SAKEPOST」

新潟の日本酒の特徴とは?

新潟の日本酒といえば、スッキリとした味わいの淡麗辛口。料理と一緒に飲む日常酒として全国各地で愛されてきました。

ですが、新潟の日本酒=淡麗辛口というイメージがついたのは、昭和50年代のこと。それ以前、県内では農業など肉体的な仕事に従事する人が多く、甘口のお酒が人気だったそうです。しかし、昭和50年代になるとデスクワークで仕事をする人が多くなり、スッキリとした日本酒が好まれるように。そこから、徐々に淡麗辛口の日本酒が増加していきました。つまり、新潟の酒蔵は時代のニーズに合わせて酒造りを変化させていったのですね。

新潟の日本酒が美味しい理由

それでは、なぜ今これほどまで新潟の日本酒が全国で飲まれるようになったのでしょうか?ここからは、その理由について具体的に紐解いていきましょう。

米どころ新潟で収穫される、酒米

新潟県の米の生産量は全国一位(※2)。もっちりとした粘りと甘みのある新潟県コシヒカリは、全国的に高い評価を得ています。こうした旨みのある米をつくれる理由は、肥沃な土壌と寒暖差が大きい気候、ミネラル豊富な雪解け水があるから。新潟の自然環境と独特な気候が、艶のあるふっくらと炊き上がる新潟の米をつくっているのです。

そんな美味しい米をつくり続ける、新潟県。日本酒の原材料となる酒米の生産も盛んです。「五百万石」や「越淡麗」といった酒米を独自に開発し、今では県内の多くの酒蔵が使う品種となりました。

※2 農林水産省「作物統計調査」(令和3年)

ミネラルたっぷりの雪解け水

酒造りに欠かすことのできない、水。新潟の日本酒造りにはミネラル豊富の雪解け水を含む、軟水が使われています。硬水で仕込むと濃厚な味わいになるのに対し、軟水だとライトな味わいになる傾向があります。新潟で多い軟水は、スッキリとした味わいが特徴の淡麗辛口にぴったりだったのですね。

微生物の働きに最適な新潟の冬

冬になると山間部では3メートルも積雪する地域も多い、新潟県。人間にとっては大変な雪ですが、日本酒にとってはいいことばかり。低温は空気が浄化され、雑菌を防ぐ働きをしてくれるだけでなく、酵母菌や麹菌など微生物にとって最適な環境をつくり出してくれるのです。低温長期発酵に適した環境があるからこそ、美味しい日本酒をつくることができるのですね。

日本酒の研究を重ねる、新潟の技術

かつて新潟で酒造りに携わる人は、冬になると全国へ出向く「越後杜氏」として高い評価を得ていました。江戸時代から始まった「越後杜氏」は関東や中部地方を中心に26都道府県へと出向き、明治初期には全国一の杜氏集団になったそうです。

こうした杜氏の技術をさらに発展させるため、1930年に「新潟県醸造試験場」が設立。新潟清酒が一躍有名となった背景には、この醸造場の存在があったのです。さらに、新潟県は全国的にも例を見ない”蔵人の学校”として「新潟清酒学校」を設立。酒蔵経営者や杜氏、酒造技術者が県内の酒蔵で働く若者に技術的な指導をしています。

新潟の日本酒ぜひ試してみて

こうして背景を紐解くと、さまざまな要因が合わさっておいしいお酒ができていることがわかりますね。ご家庭の近くにある酒屋で、スーパーマーケットで新潟の日本酒を見つけたときはぜひ試してみてください!

新潟のお酒をちょっとずつ味わえる、日本酒サブスク「SAKEPOST」

淡麗辛口で一躍有名となった新潟清酒ですが、近年は甘口から濃醇なお酒までさまざまな日本酒が販売されています。そんな新潟のお酒をちょっとずつ味わえるのが、日本酒サブスクSAKEPOST。「4合瓶を買うと飲み残してしまう」という人は、100ml3種が楽しめるSAKEPOSTを試してみてください。

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