日本一酒蔵数が多い、新潟県(2022年7月現在)。
そんな新潟県では、酒蔵の中を実際に見学できる、見学OKの蔵が数多くあります。
今回は見学OKの酒蔵をピックアップ。どんな見学ができるのかを含めてみなさんにご紹介します!
下越の酒蔵
大洋酒造
新潟最北の市で酒造りを続けている、大洋酒造。2022年【令和3酒造年度 全国新酒鑑評会】2年連続金賞受賞など、実力を兼ね備えている酒蔵です。
こちらでは、予約不要で酒造りの道具や酒器、村上の町屋文化を伝える「和水蔵」の見学を、予約をすれば旧仕込み蔵の見学もできます。
📍大洋酒造
住所:〒958-0857 新潟県村上市飯野1-4-31
営業時間:9:00~12:00、13:00~16:00
期間:通年(年末年始を除く、不定休有り)
その他:無料(見学・試飲あり)
王紋酒造
全国で初めて女性杜氏を生み出した、王紋酒造(旧市島酒造)。地元の良質な米と水を用い、長年に渡り、新発田市で酒造りを続けてきました。
ここでは、10名以下であれば予約不要で酒蔵見学が可能。1名でも気軽に立ち 寄れる酒蔵です。酒蔵見学と合わせて、市島家が代々受け継いできた収蔵品の数々も。貴重な資料を見ることができます。
📍王紋酒造
住所:〒957-0055 新潟県新発田市諏訪町3丁目1−17
電話番号:0254-22-5150
営業時間:9:00~16:00
期間:通年(年末年始を除く)
その他:無料(見学・試飲あり)・事前予約不要(10名以上の場合は要予約)
今代司酒造
新潟駅から歩いて20分ほどにある、今代司酒造。錦鯉をパッケージにあしらった日本酒や牡蠣のための日本酒など、新しい酒造りに果敢に挑戦する酒蔵です。
こちらの酒蔵でも酒蔵見学が可能(要予約)。蔵人自ら酒造りのこだわりや酒蔵がある沼垂の歴史について詳しく教えてくれます。
📍今代司酒造
住所:〒950-0074 新潟県新潟市中央区鏡が岡1番1号
電話番号:025-245-0325
受入時間:平日 9:00〜/10:00〜/11:00〜/13:00〜/14:00〜/15:00〜/15:45〜
土日祝 9:00〜/10:00〜/11:00〜/12:00〜/13:00〜/14:00〜/15:00〜/15:45〜
期間:通年(年末年始を除く)
その他:酒蔵見学は無料(要予約、16名以上は有料)
宝山酒造
創業130年以上を誇る、宝山酒造。近年は、女将の説明がわかりやすいと話題の酒蔵です。その内容は酒造りの基本的な話から、宝山酒造こだわりまでさまざま。日本酒の造り方に詳しくなくても、理解できちゃう楽しい案内なんです。
見学は通年OK!見学後はあまり出回らない特別な日本酒を試飲することも。酒造りに詳しくなって、お酒も楽しめる。大満足の酒蔵見学にぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?
📍宝山酒造
住所:〒953-0141 新潟県新潟市西蒲区石瀬1380
電話番号:0256-82-2003
営業時間:午前の部 9:00~11:30 / 午後の部 13:00~16:30
期間:通年(不定休) その他:要予約・無料(見学・試飲あり)
笹祝酒造
新潟市から車で40分ほどの新潟市西蒲区にある、笹祝酒造。100年以上の歴史を持ちながら、蔵に来てもらえるように蔵開きをしたり、スパイスと日本酒を組み合わせたりと、日本酒初心者にとって親しみやすい企画を打ち出してくれる酒蔵です。
そんな笹祝酒造では、500円で酒蔵見学を受付中。見学した後は、試飲&オリジナルおちょこがもらえるギフトつき。旅の思い出にぴったりの品ですね。
📍笹祝酒造
住所:〒953-0015 新潟県新潟市西蒲区松野尾3249
電話番号:0256-72-3982
受入時間:通常時期10:00~12:00、13:00~16:00、醸造時期13:30~16:00
期間:通年(不定休・笹祝ブログにて週ごとの営業日を掲載)
その他:無料(見学・試飲あり)・要予約
中越の酒蔵
吉乃川酒造
全国いたるところで目にする「吉乃川」。日常的に飲めるお酒から、特別なお祝いの日に飲みたいお酒まで幅広いラインナップを用意している酒蔵です。
そんな吉乃川酒造では、売店や立ち飲みスタイルのSAKEバー、吉乃川の歴史を学べる展示スペースを含めた酒ミュージアム「醸蔵(じょうくら)」を併設しています。いつでも誰でもふらっと遊びにいける観光施設なので、予約なしで気軽に足を運ぶことができます。醸蔵限定の日本酒も用意してあるので、日本酒好きはぜひ行ってみてください。
📍吉乃川酒造
住所:〒940-1105 新潟県長岡市摂田屋4丁目8−12
受付時間:(1)10:00~ (2)13:30~ (3)15:00~
期間:通年 定休日:年末年始・不定休、土日祝日も予約により開館
その他:要予約・無料・試飲あり
お福酒造
酒造りの専門書『醸海拾玉(じょうかいしゅうぎょく)』を発行した岸五郎。その岸が立ち上げたのが、お福酒造です。
蔵見学では、酒造りの道具や樽の見学が可能。長く疲れてきた道具の数々から、先人の苦労と酒造りを追求する姿勢を感じることができます。創業より受け継がれてきた経験豊かな技と近代的な設備の組み合わせをぜひご堪能ください。
📍お福酒造
住所:〒940-1117 新潟県長岡市横枕町606番地
電話番号:0258-22-0086
受付時間:9:00〜17:30
期間:通年(土日祝日を除く)
その他:無料(見学・試飲あり)
魚沼酒造
魚沼の伏流水で仕込んだ旨口にこだわる、魚沼酒造。酒蔵は十日町市の山あいにあり、自然とそこで生きる人々に育まれた日本酒を造り続けてきました。
酒蔵見学には予約が必須。日曜・祝祭日を除き、通年で受け付けています。魚沼酒造の特徴は、徹底した品質管理と丁寧な酒造り。その工夫について女将が真心込めて案内してくれます。見学が終わると、試飲タイム。魚沼酒造自慢の銘柄を飲み比べすることができますよ。
📍魚沼酒造
住所:〒949-8614 新潟県十日町市中条丙1276
電話番号:025-752-3017
受付時間:要相談
期間:通年 定休日:日曜、祝日
その他:要予約・無料・試飲あり
越後ゆきくら館(玉川酒造)
1673年から酒造りを続ける、歴史ある玉川酒造。日本屈指の豪雪地で冬の雪を貯蔵庫に入れて保管しています。
特殊なシートを使って夏でも雪を保管できる、ゆきくらを見学することが可能。日本中を探してもゆきくらを常時見学できるのは、玉川酒造しかありません。その後は、10種以上ある日本酒から試飲をすることも。その時期だけの限定酒が置いてあることもあるそうですよ。
📍玉川酒造
住所:〒946-0216 新潟県魚沼市須原1643
電話番号:025-797-2017
営業時間:9:00~16:00
定休日:1月1日のみ
津南醸造
全国有数の豪雪地・津南町にある、津南醸造。雪に覆われた環境下で仕込むと良い酒づくりができると言われていることから、酒造りは雪のシーズンのみ。さらに地元産の酒米、仕込み水にこだわり、地域の素材でつくる”テロワール日本酒”を造り続けてきました。
酒蔵見学はHPの「見学申し込みフォーム」から事前予約が必須。見学後は、津南醸造の3種類の定番酒を試飲することができます。550円(税込)で純米大吟醸酒「つなん 白」をグラスで飲むこともできるようですよ。
📍津南醸造
住所:〒949-8313 新潟県中魚沼郡津南町大字秋成7141
電話番号:025-765-5252
期間:平日 9:00~16:00
※冬季間やGW、秋山郷の紅葉時期(10月後半)には休日・祝日でも営業している場合がございます。お問い合せページやLINE、お電話でお気軽にお問い合せ下さい。
その他:要予約・無料・試飲あり
上越の酒蔵
武蔵野酒造
雪深い高田の米と水を大切に酒造りを続けてきた、武蔵野酒造。「飲み飽きしない酒」をポリシーに酒造りを続けてきました。
そんな武蔵野酒造では年間を通じて試飲を受付中。見学は、酒造り期間のみ予約制で対応しています。専門のスタッフが、蔵内を案内してくれるそうです。気になる方は、酒造りが近くなる秋頃に問い合わせてみてください。
📍武蔵野酒造
住所:〒943-0834 新潟県上越市西城町4丁目7−46
電話番号:025-523-2169
営業時間:10:00~16:00
期間:通年(土日祝日・年末年始を除く)
千代の光酒造
妙高市にある、1860年創業の千代の光酒造。すべての製品が吟醸酒に準じる細かやかな造りが特徴です。
酒蔵見学は通年で受付中。見学するなら、特に仕込み期間である11月〜3月がオススメだそうです。美味しい酒造りを続けるためにどんな工夫をしているのか、実際に見ながら教えてくれるみたいですよ。事前に連絡することをお忘れなく!
📍千代の光酒造
住所:〒944-0061 新潟県妙高市窪松原656
電話番号:0255-72-2814
時間:9:00~16:00
期間:通年(蔵の都合により、不可の場合あり)
※要予約(2~5名)無料・試飲あり
鮎正宗酒造
冬には深い雪に包まれる山あいの里・妙高市猿橋にある、鮎正宗酒造。蔵の下に流れる湧水を使うことで、やわらかな口当たりとさらりと甘い酒を造り続けています。
見学は通年OK。築140年以上の茅葺き屋根の母屋と湧水場を見学することができます。鮎正宗の酒造りの根本となる「水」がどのようにして湧いているのか。その様子をぜひご覧ください。※製造上の都合によっては湧水を見学できないこともあるそうです。
📍鮎正宗酒造
住所:〒944-0341 新潟県妙高市猿橋636
電話番号:0255-75-2231
営業時間:9:00~17:00
期間:通年(要予約・都合により不可の場合あり)
佐渡の酒蔵
尾畑酒造
代表銘柄「真野鶴」を筆頭に世界の品評会でも金賞を受賞する、尾畑酒造。エールフランスファーストクラス機内酒に採用されるなど、海外の人からの評価が高い酒蔵です。
そんな尾畑酒造は新潟県で初めて酒蔵見学を始めた蔵元。冬期間には仕込み蔵での仕込みの様子を、それ以外の季節は仕込み蔵や瓶詰め、ラベル貼りを見学することができます。
📍尾畑酒造
住所:〒952-0318 新潟県佐渡市真野新町449
受入時間:8:00~17:00
期間:通年
その他:無料(見学・試飲あり)・予約不要(大人数の場合は要予約)
天領盃酒造
名峰「金北山」の天然水、規定の農薬の50%以下で作られた酒米を使って酒造りを続ける、天領盃酒造。全量自社で精米を行い、精米から出荷まで徹底的な品質管理をしています。
こちらでは、精米所とびん詰めライン、蔵内の搾りを見学可能。タイミングがあえば、生原酒を試飲することもできるようですよ。
📍天領盃酒造
住所:〒952-0028 新潟県佐渡市加茂歌代458
電話番号:0259-23-2111
受入時間:9:00~17:00
期間:通年(年末年始は除く、その他は要問合せ)
その他:要予約
まとめ
酒どころ新潟だけあって、酒蔵見学できる蔵がたくさんありましたね。普段飲んでいるお酒がどのようにして造られているか、どんなこだわりを持って造られているのか。ぜひ直接足を運んでみてくださいね。
※感染症の状況で受け入れ態勢が変わっている場合があります。事前受付が必要ない酒蔵でも、現在も受け付けているか確認してから訪れるようにしてください。
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